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技術レポート
材質・熱処理について
ステンレス鋼の分類

ステンレス鋼とは、耐食性・耐熱性をアップさせる為、主成分の鉄にニッケルやクロムなどの他の元素を添加した合金鋼です。鉄にクロムを添加するとクロムが酸素と結合して不動態皮膜をつくります。これがさびの進行を防ぎ、高い防錆力を得ることができるようになります。JISではその金属組織によりいくつかの種類に分類されます、ここではねじ類によく使用される鋼種のご説明をします。


オーステナイト系ステンレス 主に鉄・クロム・ニッケルの合金鋼で最も一般的なステンレス鋼
マルテンサイト系ステンレス 主に鉄・クロムの合金鋼で焼き入れ-焼き戻しをすることにより硬化性を発揮します。
フェライト系ステンレス 主に鉄・クロムの合金鋼ですが、マルテンサイト系と違い焼き入れをしても硬化しません。
その他 JISでは上記の他にSUS329に代表される二相ステンレス鋼、SUS630に代表される析出硬化ステンレス鋼が分類されています。


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